FP&Aと仮説指向計画法で「日本的経営」をさらに強くする

インテグラートのホームページに、「FP&Aと仮説指向計画法で「日本的経営」をさらに強くする」というコラムを書きました。

日本企業では、本社と子会社の心理的距離が遠いですね。経営、経営企画室からみて、子会社、事業部門が何をしているのかよくわからない。。。わたしが勤めていたアメリカ企業では、本社、地域HQの経営陣が常に各国や事業部を回り、話をしていました。子会社・事業部門がよくわからない、ということはなかっただろうと思います。

「日本的経営」は、子会社・事業部の意思を尊重する自由度の高い自律的組織であるということです。それ自体はとてもいいことですね。ただし、何もコントロールがなくてもいいというわけではないそうです。

日本企業は財務会計と法人を重視しますね。子会社間の移転価格をそのまま管理会計にも反映させようとする。不思議です。

アメリカ企業は管理会計を重視します。これこそが、会社の経営管理に必要な会計だからです。全社を見渡して、経営に関わる人たちが必要な会計情報を分かりやすくまとめて伝えます。事業部長には管理会計で話をします。

財務会計は外部への報告目的で行われます。移転価格は各国の税制に合った税金を納めるために設定されているものですので、事業部長が日々気にすべきものではありません。分けて考えませんか?くわしくはコラムで。